2014年10月24日

ガウディとサグラダファミリアと外尾悦郎さん

先月の旅行ですごく心に残ったのはサグラダファミリアでした。素晴らしかったです。(写真、大きくして見てくださいね!)



マイバスだったかで友人がバルセロナ半日ツアーを予約してくれて、その中にサグラダファミリアも含まれていたので、日本人のガイドさんが丁寧に説明してくれました。


その説明がとても印象的で、しかもガウディの思想や信仰心の素晴らしさに、「ええ!すごい、ガウディ!」と感動しきりだったのですが、感動しすぎて肝心の内容をだんだん忘れてしまっているので、もっとガウディについて知りたいと思い、本を探しました。


サグラダファミリアは8割もう完成していると言われていますが、模型を見る限り、どう見ても8割完成しているとは思えず(笑)。



写真の模型の白っぽい所は未完成の部分ですよ。ね、どう見ても未完成部分の方が多くないですか?





現在サグラダファミリアの主任彫刻家をしていらっしゃるのは外尾悦郎さんという日本人の方だそうです。



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ガウディだったらどういうものを彫るだろうか、とガウディについて色々と研究しながら要所要所の彫刻を担当されているそうです。




上はメインの入口の両側に彫られている外尾さんの作品。ここの彫刻を任された時、外尾さんは何を彫ろうか悩まれたそうですが、ガウディは子供がとても好きで、外尾さんはガウディが子供の目線でものを見た時に何が見えるかなと考えた時に昆虫が思い浮かんだそうです。それでメインの入口の両側にはこういった昆虫と葉っぱがたくさん彫られていました。





こちちらは外尾さんの彫ったメインの入口の上にある作品。確か、キリストが生まれた時に方々からお祝いに駆けつけた聖人達や楽器を奏でる人々だったと思います。これなんか、もうため息が出ちゃうぐらい精巧です。後で出る裏門の抽象的なタッチの絵と比べるとガウディの作風の幅の広さがうかがえます。


中はこんな感じ。



こちらはステンドグラス。端っこはまだ完成していません。





床も実はまだ未完成。ステンドグラスを入れてから、差し込む光に合った色の大理石を入れてくれというのがガウディの遺言だったとか。






ちなみにデジカメでサグラダファミリアの聖堂内を撮ると、何度撮ってもこんな写真に。これはオーブ???それとも埃が光に反射した?









これがさっき言っていた裏門?の入口の彫刻。私はこれが1番気に入っています。確かキリストの処刑の時が描かれていたはず。少し抽象的なタッチの彫刻で、この左右にキリストの処刑の時のストーリーを描いた彫刻があります。






この塔の先っぽはフルーツです。かわいい~。




聖堂の上から見るとフルーツはこんな感じ。結構大きい。




塔は途中までエレベーターで、その後はらせん階段で上れます。





サグラダファミリアの上から見たバルセロナの風景です。




ちなみに、サグラダファミリア内のギフトショップは超おすすめです!と言うか、バルセロナはどこもおみやげがかわいくて、さすがデザインの街!と思いました。


こちらはカサミラ邸だったかな。修復中で建物の外側にはカバーが。横のお店から撮ったこれは内部。普通に人が住んでいるらしいです。





こちらはカサバトリョ邸。




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